日本地震学会2020年度秋季学術大会で研究発表をおこないました (2020/10/29 - 31)

2020年10月29日〜31日、日本地震学会2020年度秋季学術大会がオンライン形式で開催されました(主催:日本地震学会)。   

  

2020年度秋大会は沖縄県での開催予定で準備がなされておりましたが、新型コロナウイルスに対する感染拡大防止の観点からオンライン形式に変更されました。   

  

口頭セションはZoomを用いたリアルタイムの講演で、Zoomの会議機能を用いた質疑が可能となっていました。   

  

ポスターセッションは開催期間中に限り各ポスターを閲覧可能で、SNSのような感覚で「いいね!」ボタンを押すことができたり、著者へのコメントを残すことが可能でした。   

  

コメント欄にZoomの招待URLを提示して会話での議論や質疑を可能にするなどの工夫をしている発表者もありました。   

  

オンラインでの学会の開催は異例であり、実施・運営方法や発表方法についても注目されるものとなりました。   

  

今年度の地震学会秋季大会では記念等を含む25のセッションが用意され、約320件(口頭発表約170件、ポスター発表約145件)の発表が行われました。   

  

開催予定地の沖縄周辺海域である琉球弧で発生する地震や琉球弧の構造に関する発表、機械化学習の活用に関する発表等もあり、注目されるものでした。   

  

本講座からは2016年熊本地震に関する研究として遠田教授と乗松助手の発表が2件ありました。   

    
    
    

遠田晋次、鳥井真之、小俣雅志、三五大輔、石澤尭史;平成28年熊本地震後に日奈久断層北端部で確認された余効すべり,日本地震学会2020年度秋季学術大会,S10-08,2020年10月30日.     

    

乘松君衣、遠田晋次;浅部構造を考慮した断層近傍の強震動予測モデルの設定方法の検討 -2016年熊本地震を例として,日本地震学会2020年度秋季学術大会,S10P-13,2020年10月30日.     

    
    
 
   
 
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